春日神社の本殿は一間春日造り、桧皮葺きの社殿で境内の北端に南面して建てられています。永禄4年 (1561年)からの数多くの棟札が残されており、現在の建物は寛永10年(1633年)、江戸時 代前期と考えられています。本殿身舎の組み物の形式は、あまり類例がない珍しいものです。 毎年12月の申の日には能が奉納され、境内は雅な雰囲気に包まれます。